複数の探偵で張り込む場合には?

現場の条件にもよりますが、複数で張り込みこともあります。たとえば、大きなビルなどはそれに該当します。当然ながら、3~4人でいっぺんに固まっていたらただでさえ目立ちます。

昼間だろうが、どんな場所にいようが、誰だって怪しく思います。そのような場合は、分散して張り込みのがベストです。たいてい、各役割分担に分けて張り込みにあたります。たとえば、まず1人がおとりになり、調査対象者の顔の確認や出入りチェックだけをすませます。

他の調査員に報告をしたおとりは、その後すぐに現場を立ち去るというように。ただ、どんな状況でも1人で張り込みのが基本です。

尾行していた相手が喫茶店などに入った場合は、まず出入口のチェックを行います。出入口が数ヶ所設けられた店もあるので、これは最低限必要な確認作業です。

店内に入ったからといって安心はできません。いったん相手が店に入っても、店は混んでいて入れなかったり、待ち合わせた人がきていなかったなどの事情ですぐに店を出ることがあります。携帯電話が普及した今、待ち合わせ場所などは簡単に変更されると考えるべきです。

あるいは、尾行を意識しているような相手だと意図的に入ったふりをすることもあります。仮に張り込み対象者が店内に居座ることが確定的になったら、出入口確認後、次の行動に移ります。

証拠写真撮影のため、店内に入らなければならなくなるかもしれません。店内に入る必要が生じても、すぐ後を追って入らないのが基本です。