取立屋がドアを叩き「金返せ」と怒鳴るのですが…

借金で苦しむ人の中には、取立屋に大勢で押しかけられて、自宅のドアをガンガン叩かれたとか、大声で何度も「金返せ!」と怒鳴られて、生きた心地がしなかったという恐ろしい経験をした人も少なくないと思います。

このような威迫による取立ても、もちろん禁止です。具体的には、暴力的な態度をとる、大声を上げる、乱暴な態度をとる、多人数で押しかける、などがあげられます。

もし、このような取立てを受けたら、すぐに110番することです。業者側は違法承知の行為ですから、警察官が駆けつければ、その場は取立てをやめて引き上げるはずです。

もっとも、平成15年8月1日の貸金業規制法(現・貸金業法)と出資法の罰則強化のきっかけとなった事件では、
被害者から相談を受けた警察にヤミ金業者は債務完済と回答したあとも違法な取立てを続け、被害者を自殺に追い込んでいます。

いったんは引き上げたものの、その後も同様の取立てが続くようなら、警察に被害届や告訴状を出してください。なお、出資法による貸金業者についての刑罰金利ライン(年20%)を超えるような暴利の契約、返済の代わりに風俗店で働くよう強要したり、売春をさせるなどは、もともと違法です。

ヤミ金の相談は弁護士や司法書士にするようにし、間違っても、よくわからない仲介屋や整理屋といったものを使うことは絶対にやらないようにしてください。これらは詐欺であることが多いということがわかっています。