シミの種類

ここでは、シミのなかでも一般的な、老人性色素斑、炎症性色素沈着、肝斑について簡単にご紹介しましょう。

①老人性色素斑

「シミ」といわれるもののなかで、もっとも多いのがこれです。日光性黒子ともいい、紫外線の影響でできるものです。おもに頬骨の高い部分に、1センチ大くらいまでの丸い色素斑ができ、はじめは薄い茶色をしていますが、次第に濃くはっきりとしてきます。

はっきりしてきたものは、レーザー治療でないと取れません。ごく初期のものなら美白化粧品も有効です。

②炎症性色素沈着

ニキビ痕や傷の痕などが、茶色くシミになって残ったものです。また、ムダ毛を毛抜きで抜いていると、毛穴のまわりが黒くなることがありますが、これも炎症性色素沈着です。無理に抜くことで毛穴が炎症を起こしているのです。

炎症性色素沈着になると「痕が残った」と、心配する人が多いのですが、時間がたてば消えることもあります。早く消すには、ピーリングがとても有効です。また、美白化粧品を併用することもおすすめです。

③肝斑

頬骨の部分に、モヤモヤと左右対称に出来ることが多く、色は茶色、灰色などさまざまです。鼻の下や額に出ることもあります。肝という字を使いますが、肝臓とは関係なく、女性ホルモンのバランスがくずれたときにできるといわれます。そのため、妊娠中、ピルを服用したとき、また更年期の人によく見られます。

レーザー治療は不向きで、トラネキサム酸という薬を数ヶ月服用すると、薄くなることが多いです。ピーリングや美白化粧品も有効ですので、内服と併用すると、より早く効果が現れます。